ぽぷりのプログラム

ぽぷりではこんなことをやっています

ぽぷりでは、ABA(応用行動分析)という方法に基づく個別療育を行います。ぽぷりはABA療育に長年取り組んでいる NPO法人つみきの会グループに属する(株)NOTIAが運営する事業所です。

つみきの会代表の藤坂龍司の下で直接訓練を受けた指導員が療育を行います。指導員は全員、毎月専門研修を継続しながらABAの正しい理解と実践に努めています。療育は、つみきの会のテキスト(「つみきBOOK」、「つみきプログラム」)に基づいて、お子さんのニーズに合わせて行います。

ぽぷりの詳しい発達支援プログラムの内容については、以下のリンクで公表しております。
このプログラムは、児童発達支援ガイドラインの発達支援5領域に対応しています。

https://popuri-aba.com/shien

初級課題例(モデル年齢2歳半〜3歳)

3Dマッチング

大人が「いっしょにして」と言いながら物を渡し、お子さんは同じ物の隣または上に置きます
  • 大人が「いっしょにして」と言い、お子さんへ物を渡します。
    「いっしょにして」と言い物を渡す
  • お子さんが同じ物の隣に置きました。
    同じ物の隣に置く
  • お子さんへ好きなお菓子を渡します。
    好きなお菓子

動作模倣

大人が「こうして」と言いながらある動作をし、お子さんはそれのまねをします
  • 大人が「こうして」と言いながらばんざいをします。
    「こうして(ばんざいをする)」
  • お子さんがばんざいの真似をしました。
    まね(ばんざい)をする
  • お子さんの好きなおもちゃを渡します。
    好きなおもちゃ

音声模倣

大人が「あ」と言ったら、お子さんは同じ音である「あ」と言います
  • 大人が「あ」と言います。
    「あ」と言う
  • お子さんが真似して「あ」と言いました。
    「あ」
  • お子さんをくすぐります。
    くすぐり

中級課題例(モデル年齢3歳〜4歳)

二段階指示 

大人が2つの指示を出し、お子さんは指示を行います
  • 大人が「ほっぺ」、「ばいばい」と順に言います。
    「ほっぺ、ばいばい」
  • お子さんが“ほっぺ”、“ばいばい”の順に動作を行いました。
    ほっぺ、ばいばいの順で動作を行う
  • お子さんへ好きな曲を渡します。
    好きな曲

形容詞(大きい小さいの受容的命名の場合)

同じもので大きさがはっきりと違うフィギアを机の上に置き、大人が「大きい」と言ったら、お子さんは大きいフィギアをさわります
  • 大人が「大きい」と言います。
    「大きい」
  • お子さんが大きい方のフィギュアをさわりました
    大きい方をさわる
  • 「やった〜!」
    「やった〜!」

(受容的命名の場合)

2枚のお皿の片方につみきを1個、もう片方につみきを2個置き、指導員が「いち」と言ったら、お子さんは1個のつみきを、「に」と言ったら2個のつみきをさわります
  • 大人が「いち」と言います。
    「いち」
  • お子さんが1個のつみきをさわりました。
    1個のつみきをさわる
  • 「すごい!」
    「すごい!」

上級課題例(モデル年齢4歳〜)

理由(どうして?) 

簡単な原因を結果と示して、「どうして?」と聞いて答えを引き出します。例えば指導員がお人形を走らせ、ころんで泣いている様子を見せます
  • 大人がお子さんにお人形が転んで泣いている様子を見せたあとに「どうして泣いてるの?」と尋ねます。
    「どうして泣いてるの?」
  • お子さんが「ころんだから」と答えました。
    「ころんだから」
  • 「そうだね~!」
    「そうだね~!」

仮の約束事 

「はい」って言ったら立ってね、などのその場限りの約束ごとを決めておき、お子さんはそれを行います
  • 大人が「はい」と言いました。
    「はい」
  • お子さんが椅子から立ちました。これは約束ごととして決めていたことです。
    立つ
  • 「いぇーい!いいね!」
    「いぇーい!いいね!」(ハイタッチとか)

ひらがなの読み(マッチングの場合)

机の上にひらがなカードを置き、「一緒にして」と言いながらひらがなカードをお子さんに渡し、同じひらがなカードの上に重ねます
  • 大人が「一緒にして」と言いながら、[あ]と書かれたひらがなカードを渡します。
    「一緒にして([あ]カードを渡す)」
  • お子さんが机の上にある[あ]のカードと重ねました。
    机の上の[あ]カードと重ねる
  • 「ピンポーン!正解!」
    「ピンポーン!正解!」

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